アースクリーンは、流出した油や床に付いた油分を、自然界のバクテリアが処理できるようになる"超微粒子"と呼ばれる状態まで加水分散します。ひとたび分散された油分は、再付着しなくなります。だから自然にやさしい洗剤なのです。

油中和剤とは？

中和剤は「乳化剤」と言われる通り、散布すると水が乳白色になる事から、河川や湖沼管理者は散布を厳しく制限しています。
これは、下の図の様にあぶらを高分子のまま水と結びつけることからおこる現象です。
また、高分子のまま水と結合した乳化物は、時間が経つと油紋や再付着、オイルボールの発生などにより、『油の二次汚染』を引き起こします。
また、舗装道路に撒くと舗装がボロボロになってしまいます。
その上一番問題になるのが、活性剤の量の多さです。
汚れや油も高分子状態のまま洗浄分子で除去しようとするため、当然界面活性剤量が多く必要となるのです。
また、ほとんど第三石油類の危険物扱いで、備蓄には消防署の届け出が必要です。

アースクリーンとは？

アースクリーンは、汚れや油を微細化するため、その分子間に水が入ると分子間距離が広がるため再結合できず、油紋やオイルボール、再付着が汚れが出来にくい状態になるのです。
また、汚れや油を微細化（微粒子化）してから除去するため、界面活性剤量が少量で済むという最大の特長を持ち合わせています。
勿論、アースクリーンは中性の水系洗浄剤なので、舗装道路にまいても、全く影響ありません。
アースクリーンは水系洗剤であるため、危険物扱いにもならず、消防署への届け出も不要で、備蓄量にも制限はありません。